時代は変わりますものね
好きなこと⇨本を読むこと、なのですが、
幼い頃から本が好きというわけではなく、むしろ23歳頃から本に目覚めました。
歴史物、ノンフィクション、文豪の小説、自己啓発、スピリチュアル系、最近は心理学など。
香港に来て1ヶ月間は本屋さんに行かなかったのですが、そのストレスが溜まる溜まる!活字中毒になった自分に驚いておりやす。
でも、ここは香港。日本の物はちょっと高いけど何でも手に入ります。
早速、SOGOの旭屋書店へ〜
何気なくタイトルが気になって手に取った「現実を視よ」 柳井正 著
著者の言葉から見える「日本人の心/大和魂」
そのベースがありつつ、資本主義社会・グローバル社会の中にいる日本・日本人はどうなりたいのかを問うています。
私はなんとな〜く、日本のニュースをみて、いろんな人に会って、モヤっとすることがあります。
そのモヤっと感を説明し、且つ世の中に訴えているこの著書に出会えたのは、とても嬉しいです。
著書の中にも引用されている、ケネディ大統領の就任演説の言葉。
「ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country」
私はこれを意訳すると、自分が幸せになりたいなら、自分の手で掴むこと。
現実の不平不満を言う前に、自分から変わろう、行動しよう。
こんな意味合いを持っていると思います。
自分の幸せを決めるのは自分なので、とことん自分の幸せとは?どう生きていきたいのか?
と自問する必要があると思います、職業、性別、年齢に限らず。
恐らく一般的な日本の教育を受けていると、自分のことを見つめる機会ってなかなか少ないのかなと思うのです。
そして与えられること、待つことに慣れているのかなと。
良い子で器用で協調性のある子ほど、実は自分が何をやりたいのか、わからない!という状態の子が多い気がします(これについてはもっと検証する必要性を感じてますが、今の意見です)
かくいう私もそんな感じでした。
ただ、私の特徴でもある「やってみないとわからないじゃん」精神で数多くの失敗を経験。心身ともに打ちのめされた時、自分に向き合って、目に見えない大切なものに気づけました。←星の王子様から引用。
「周りに求められる自分」で生きるのでなくて
「心の声に素直な自分(ともするとわがまま)」で生きることがこんなにも心が楽なんだ〜と今はふわふわと生きています。笑
海外に出ると、日本の常識は非常識。
日本の良い面も悪い面も客観的に見れるから、本当に素晴らしい経験をさせてもらっていると思います。
同時に、自分がどう社会に貢献できる人間か、見つめ直して、良識を持って生きていきたいと強く、思うのです。
是非、この本は様々な世代の方に読んでもらいたい本の一冊です。
そういえば、ご縁というのはすごいものだなと感じたエピソードがあります。
著書の中にちらっと出てきた、GUの柚木治社長のお話。
有名なお話ですが、以前ファーストリテーリングの子会社として、野菜を販売する事業の社長でした。しかし経営不振で赤字を出し撤退。その責任として柳井社長は、柚木社長に対し「赤字分を100倍返しに!」と命じます。そして、現在着々と売り上げを伸ばしているとのこと。
ほほうこんな物語があったのねぇ〜と思って読み終えた数日後に、
「Mai、香港GUプレス発表の仕事が入ったよ!」と一報。
なんと、このタイミングで香港初上陸となるGUの出店が控えていたのです!
香港に来て1ヶ月半、本に出会って数日、私はエピソードの主人公(柚木社長)と出会うことができたのです!!
かくかくしかじか、お会いできて光栄です!と伝えると、「それはすごいご縁ですね」というお言葉が返ってきました。
とても低姿勢で、物腰の柔らかなお方でした。
香港GUは、多くの香港人が待ち望んでいたそう。SNSを見ても、「Finally!」という言葉が目に付きます。なんだか日本のブランドがこう受け止められているって嬉しいですよね。
今回のイベント、日本人モデルを探していたらしく、’本多麻衣だから‘というより、
日本人というアドバンテージで仕事を頂いた感じが否めませんが…笑
’本多麻衣だから’という理由でお仕事をいただけるように、日々精進でございます!
またオススメの本をご紹介させていただきます〜!
ご意見、ご質問はinfoまで☆
Mai
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